過背金龍AAAA・リーダーレッド 現地選別個体、入荷しています
約1年ぶりに、マレーシア・アクアリーダー養魚場へ視察・選別へ行ってきました
一番の印象は、1年の短い間に想像以上の品質向上がありビックリしています
近年、上がりをよくする為に様々な方法で繁殖しているのが現状です
アクアリーダーでは、流行りのホワイト水槽でストックしていますが、
親魚は小細工の無い過背金龍で、上がり重視の金質が薄い過背金などは泳いでいません
過背金龍の原産国マレーシアですので、そんな心配は最初から無いですが・・・
まずは、繁殖池までの道のりです
ボコボコ道で四駆ではないと進めない道、繁殖池の入り口は鉄製の扉・塀は高く簡単には進入できません
壁には、「不審者は撃つ」的な看板があります
池の上から画像です
見にくいですが、頭部付近まで金が繋がっています
俗にいう、グリグリ過背金龍ですね
池上げ時に出てきた、ブルーのエビです
「サシミ・サシミ」と言っていましたが、間違いなく腹がおかしな事になるでしょう・・・
池上げ後の、卵(ベビー)です
画像には無いですが、孵化したばかりのベビーが卵についています
サイズを見ただけで、産卵8日目だと言っていました
袋に書いてあるのは、親魚のチップナンバー・池のナンバーです
親魚・池を把握して、繁殖している証拠です
次にストックルームです
番犬で、怖そうな犬が迎えてくれます
アクアリーダーでは、シルバーアロワナの養殖も盛んです
数千匹のストックがあるのでは・・・
2Fのストックルーム
(1Fも同じ規模のスペースがあります)
数えてみましが、1列の片側だけで約100匹のベビーが泳いでいます
単純計算で、1F・2Fに2,000匹前後のストック数です
30pアップのミドルサイズ水槽
全個体、6列目が発色開始しています
この中から、さらに選別をして時期親候補で池に戻すそうです
アクアリーダーは、過背金龍メインのファームでした
紅龍は少数ストックですが、拘りぬいたベビー達もストックされています
今回のロットより、その個体達の証明書には
【Leader Red Arowana】と記載する事となりました
画像は親魚サンプル個体
売ってくれませんでしたが、リーダーレッドの若魚(約30p前後)
「SA]マークが、当店選別個体です
最後に売ってくれない、極上軍団です
これを大きくして、池に戻して繁殖するそうです
過背金龍は3歳ぐらいで繁殖できますので、今後のアクアリーダーに目が離せません